東京都の住宅手当のある保育園求人って?保育士の住宅支援制度を解説

東京で保育士求人をお探しのみなさんこんにちは!

”保育士求人多めの地域、東京・大阪でおさむがつぶやく”です!


突然ですが、皆さんが保育士転職を考えたきっかけはなんですか?

人間関係、残業、土日出勤、低賃金、保育理念や方針の不一致…などなど、保育士さん一人ひとりによって理由は色々あったと思います。


もしお給料の少なさから東京で保育士転職をしたいと思っている方がいらっしゃったら、ぜひ次の保育園は「住宅手当」のある保育園に転職しませんか?


保育士の給与は、以前から労働量に対して少ないと叫ばれ、度々話題になってきました。

きっと現場で働かれている保育士さんたちもそう感じていらっしゃると思います。


このことから少しずつ保育士の給与は上がっていくと見られますが、国で保育士の基本給与が決められ、勤続年数によって変わってきますので今スグに給料を上げたい!というのはとっても難しいのが現実。


勤続年数が上がるまで待てない!という方に、ぜひ福利厚生の充実した保育園に転職することをおすすめします♪


保育園もこんな状況に危惧して、給与を上げられない代わりに福利厚生の住宅手当等を増やすことで実質的に給料を増やすところが増えてきました。

転職する保育園に住宅手当があれば、毎月の住居費が削れるのでお給料をもっと有益に使うことが出来ますよ♪


東京都が実施している保育士の住宅支援制度とは?

東京都では「住宅支援制度」があります。住宅支援制度は借り上げ社宅制度・住宅手当・行政の住宅支援制度(保育従事職員宿舎借り上げ支援事業)の3タイプ。


特に東京都では地方に比べると待機児童問題が深刻。常に保育士人材が不足しているため、東京の保育園に保育士を増やす必要があるんです。

しかも東京は物価や家賃が高めな場合が多いので、住宅支援をして給与を実質引き上げて、上京することを促しています。

ではまずは3タイプの住宅支援制度を解説していきましょう!


保育士の住宅支援制度①借り上げ社宅制度(会社が社宅を用意)

勤務先の会社が契約している物件(アパート・マンション)に居住し、家賃の一部が自己負担分として毎月の給与から天引きされる、会社独自の福利厚生制度です。

住居は配属園の近隣で用意してもらえますので通勤も楽ちんなのが嬉しいところ。


※本人負担額は法人によって異なりますが、月額1~3万円、あるいは家賃の2~4割といったものが増えています。


★メリット

・会社が契約するので初期費用&更新料ゼロ。
・自分で借りる(住宅手当)より、毎月の家賃負担額が更に安い。


★注意点

・就業前の現住所によって利用できない場合アリ。(対象者が首都圏以外の地方在住者であったり、現住所からの距離の条件が厳密に規定されるため)
・物件の選択肢が限られている。
・入居可能年数の規定がある。


保育士の住宅支援制度②住宅手当(毎月手当として支給される)

毎月の給与に、手当として支給されます。借り上げ社宅と同様に会社独自の制度であるため、会社によって金額や規定は大きく異なります。

※手当の金額は法人によって異なりますが、月額手当1~2万円(就業前の居住地域によって変動)が主流です。


★メリット

・物件、場所は自分で自由に決められる


★注意点

・賃貸の世帯主(契約者本人)であること、単身者といった規定が多い。


住宅手当が支給される住宅支援制度の特段のメリットは、やはり自分が選んだ物件に住めることではないでしょうか?

駅からの近さや築年数、広さや間取りなど、物件を選ぶ際の判断基準は人それぞれ。

住宅手当を実施している東京都内の保育園に転職すれば負担が少なく自分の好みの物件に住めちゃいます★


保育士の住宅支援③行政の住宅支援制度(保育従事職員宿舎借り上げ支援事業)

保育士確保を目的に、自治体が保育運営事業者に対して住宅支援金を補助する制度です。会社の借り上げ社宅の居住が条件にになっています。

待機児童問題の深刻度が高い首都圏を中心に各自治体で実施されています。


★メリット

・家賃のほとんどを補助でまかなうことができる。
たとえば、千代田区は上限130,000円(千代田区内に住んだ場合)まで補助されるなど、負担を感じずに入居することができます。


★注意点

・居住が就業園と同区内かどうか、実務経験5年以下であることなど、自治体ごとに細かな規定が異なります。要綱は、各自治体のホームページでご確認ください。

(引用・ 保育士の住宅支援制度早わかり&自治体ごとの実施状況[最新版])

前置きが長くなりましたが、今回は②の住宅手当を出してる東京都の保育園の求人をご紹介していこうと思います!


東京都の住宅手当のある保育士求人をPICUPしてみました!

保育士求人ナビで住宅手当のある東京都の保育士求人を探す

おすすめ度:★★★

保育士求人ナビでは住宅手当のある保育士求人は現在(2019年3月)で771件。

1年間の中で保育士求人が1番多いのが秋ごろ。なのでその時期を狙えば求人数はもっと増えると予想されます。


たとえばこちらの東京都葛飾区の認定こども園の正社員保育士求人ですが、住宅手当1万円、家賃補助8円と記載されています。

【月給 22万円~】東京都葛飾区の認定こども園で働く正社員の保育士求人(学校法人 二葉学園)|保育士求人ナビ

この保育園のある葛飾区の平均家賃は、1kで6万円台、1dkで7万円台なので8万円の家賃補助が出ると考えると、家賃は実質タダ。自己負担なしになることになりますよね。


【月給 18万円~】東京都大田区の認可保育園で働く正社員の保育士求人(ピジョンハーツ株式会社)|保育士求人ナビ

他にも、こちらの東京都大田区の認可保育園の正社員保育士求人では、世帯主であれば住宅手当が付き、他にも福利厚生として借上社宅制度も。

月80,000円までの家賃の場合、自己負担35,000円で勤務地から半径5㎞以内のお好きな物件を選べるそうです。


大田区の家賃相場は1Rで7万円台なので、問題なく物件を選ぶことができますね^^


コメディカルドットコムで住宅手当のある東京都の保育士求人を探す

おすすめ度:★★

コメディカルドットコムは住宅手当のある保育士求人は現在(2019年3月)で180件。

こちらのコメディカルドットコムの求人票は、しっかり住宅手当の支給金額が記載されているものと、住宅手当ありとしか記載がない求人とかなり分かれていて、金額が記載されている求人の方が少なく感じました。


にじいろ保育園練馬中村(主任候補) | 保育士求人・採用情報 | 東京都練馬区 | 直接応募ならコメディカルドットコム
東京都の住宅手当1

こちらの東京都練馬区の保育園では借り上げ社宅制度付き。

内容としては家賃10,000円、敷金礼金なし、引越し費用も負担してくれるそう!

上京や引っ越しを考えている保育士さんにはぴったりですよ。入居規定もあるそうなので、面接を受ける前に確認してみてくださいね。


認可保育園 コビープリスクール しゃくじいだい | 保育士求人・採用情報 | 東京都練馬区 | 直接応募ならコメディカルドットコム

またまたこちらの東京都練馬区の認可保育園では、住宅手当が正社員に限り下限2万円から支給されます。

練馬区の家賃相場は1R6万円台前半なので、毎月の家賃は自己負担4万円。

2万円違うだけでもだいぶ変わると思います。


女の転職で住宅手当のある東京都の保育士求人を探す

おすすめ度:★★

こちらは保育士専門の求人サイトではないため求人数は少ないですが、1日の細かいスケジュール、手当の具体的な金額など求人内容がとっても分かりやすく記載されているのでおすすめいたします!

よかったら参考にしてみてくださいね。

社会福祉法人 戸越ひまわり福祉会 – 保育士*住宅補助最大8.2万円*賞与年2回*残業少なめ*有給取得率100%の転職・求人情報 – 女の転職type
東京都の住宅手当のある保育士求人2

例えばこちらの東京都品川区の小規模認可保育園。

東京都港区の家賃相場は1kでもなんと9万円台。なかなか保育士のお給料ではこの家賃を払っていくのは厳しいですよね…

しかしこちらの求人は、最大8。2万円も住宅補助が出るんです!

最大8.2万円満額補助して貰えれば、東京の一等地に自己負担少なく住むことが可能なんです。

せっかく東京で働くなら都心部で!とお考えの方、ぜひこちらの住宅手当付き求人を参考にしてみてくださいね。


保育士バンクで住宅手当のある東京都の保育士求人を探す

おすすめ度:★★★

保育士バンクも保育業界内で有名な保育士求人サイトです。

保育士バンクに掲載されている住宅手当のある保育士求人は現在(2019年3月)でなんと1350件!

他の保育士求人サイトに比べたらとんでもない数の保育士求人数を誇ります。

こちらの保育士バンクも細かく具体的に手当の金額が書かれているので参考にしやすいですよ!


新宿保育園(東京都)の求人【保育士バンク!】(保育士の正社員/パート・アルバイト求人)
東京の住宅手当付き保育士求人

こちらの東京都葛飾区の認可保育園では、保育士宿舎借上げ制度が利用可能で、月に上限82,000円まで。

また、自己所有または自己契約名義の賃貸住宅の場合は30,000円の住宅手当が受け取れます。

保育施設が用意した物件か、自分が住みたい物件かで選択肢があるのがいいですよね。

東京都で住宅手当のある保育園に転職して賢く働こう!

いかがでしたでしょうか?東京都は積極的に住宅手当を取り入れ、保育士の実質的な給与アップをとり行っています。

東京都は保育士不足が深刻で、有効求人倍率は全国1位。圧倒的に児童の数と比較して保育士が足りていません。

今はこういった取り組みのおかげで、東京都で保育士として働くとメリットが多いのです。

実際に今回調べてみた結果、東京都で住宅手当を採用している保育園は数多くありましたね。

ぜひ保育士転職をお考えの皆さん、住宅手当のある保育園へ転職をして賢く働いちゃいましょう♪


【東京都の住宅補助付き保育士求人の関連リンク】
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